パンダの手には6本目の指がある!? 竹をつかむ秘密

動物大好き!いきもの発見ノート

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6本目の指!?

パンダが座って竹をむしゃむしゃ食べている姿、かわいいですよね。あの小さな手で、どうして細い竹を落とさず持てるのでしょう? そこには思いがけない体の秘密があります。

指が一本多い……わけではない?

パンダの前足には、人間の親指のような役割をする出っ張りがあります。「第6の指」と呼ばれることもありますが、本当の指が六本あるわけではありません。正体は、手首にある骨が大きくなってできたもの。手のひらの肉厚な部分と組み合わせて、竹を押さえられるんです。

人間が細いストローを指でつまむように、パンダも竹を固定して口へ運びます。丸い体でのんびりしている印象なのに、手元はびっくりするほど働き者。食べている姿を見ながら「今、手首の骨が活躍しているんだ!」と思うと、少し見方が変わりませんか?

食べることに大忙し

パンダの食事といえば竹。ジャイアントパンダはクマの仲間ですが、食べ物の中心は竹です。しかも、竹は栄養を十分に取り出しにくい食べ物。だから、必要な栄養を得るために、たくさん食べなければなりません。

野生でも飼育下でも、パンダは一日の長い時間を竹を探したり食べたりすることに使います。茎をかじるときは丈夫なあごと奥歯も大活躍。見た目はゆったりした食事でも、実は毎日を元気に過ごすための大切な仕事なのです。

「かわいい」の奥にある工夫

竹を握る手、硬い茎を砕く歯、食べ続けるための生活リズム。パンダの体を観察すると、竹とともに生きるための工夫が次々と見つかります。動物の体は、暮らし方と深くつながっているんですね。

ちなみに「竹を主に食べるなら、草食動物なの?」と思うかもしれません。パンダは分類ではクマの仲間で、体の仕組みには肉食動物に近い特徴も残っています。食べ物と動物の分類が必ずしも一致しないところも面白い点。見た目のかわいらしさだけでなく、手や歯にも目を向けると、新しい発見がぐっと増えます。

動物園などでパンダの食事を見る機会があったら、口元だけでなく前足にも注目してみましょう。あの「むしゃむしゃ」の裏側に、長い年月をかけて育まれた秘密が隠れています。

💡 今回のいきもの豆知識

パンダは竹を何時間も食べる!

ジャイアントパンダは一日のうち10〜16時間ほどを、竹を探したり食べたりして過ごすことがあります。のんびりしているようで、食事に大忙し!

参考資料:Smithsonian National Zoo:Giant panda

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