イルカは音で海の中がわかる!? エコーロケーションの秘密

動物大好き!いきもの発見ノート

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音で海が見える!?

水族館でイルカがすいすい泳ぐ姿を見ると、気持ちよさそうですよね。でも、イルカのすごいところは泳ぎだけではありません。暗い水の中でも、音を使って周りを調べられるんです。

海の中で音を飛ばす探偵

イルカは「カチカチ」という短い音を出し、物に当たって返ってきた音を聞き取ることがあります。この仕組みを「エコーロケーション」といいます。音の反射を手がかりに、魚や周囲の物がどこにあるかを調べられるんです。

私たちが暗い部屋で懐中電灯をつけるように、イルカは音を使って水の中の様子を知ります。もちろん、イルカも目で周りを見ていますが、見えにくい場所では音が大切な手がかりになります。なんだか海の探偵みたいですね。

音の「返事」で距離を考える

出した音が近くの物に当たれば、比較的早く跳ね返ってきます。遠い物なら返ってくるまでに時間がかかります。イルカはこうした違いを利用し、物との距離や特徴を調べています。

音は海の中で伝わりやすい性質があるため、水中で暮らすイルカにとって頼もしい道具です。また、イルカは仲間同士でさまざまな声を出してやり取りもします。ただし、仲間との声のやり取りと、物を探すためのクリック音は、同じものではありません。

音の世界を想像してみよう

もし自分にイルカのような能力があったら、目を閉じても部屋の家具がどこにあるかわかるのでしょうか。そう考えると、私たちとは違う感覚で世界を捉えていることがわかります。

この仕組みには、頭の中にある「メロン」と呼ばれる脂肪のかたまりも関わっています。食べ物のメロンとは関係ありませんが、音を前へ送るのを助ける大切な部分です。返ってきた音は、下あごなどを通して伝わると考えられています。見えない体の中まで海の生活に合わせているんですね。

水族館でイルカを見るときは、ジャンプや泳ぎだけでなく、水中の音の世界にも思いを巡らせてみてください。見えないところにも、いきものならではの不思議が広がっています。

💡 今回のいきもの豆知識

イルカは魚じゃない!?

イルカは魚ではなく哺乳類。肺で呼吸するため、水面に出て頭の上の呼吸孔から息をします。赤ちゃんを産み、お乳で育てるのも特徴です。

参考資料:NOAA:Dolphin Background

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