動物大好き!いきもの発見ノート
赤ちゃんはこんなに小さい
カンガルーのお母さんのおなかから、ぴょこんと顔を出す赤ちゃん。見ているだけで笑顔になりますよね。でも、その赤ちゃんが生まれたときの姿を知ったら、もっと驚くはずです。
生まれたばかりは、びっくりするほど小さい
カンガルーは「有袋類」と呼ばれる哺乳類の仲間。種類によって違いはありますが、赤ちゃんはまだとても小さく、成長の途中のような姿で生まれます。生まれると自分の力でお母さんのおなかを進み、袋の中へ向かいます。
大人のカンガルーは大きな後ろ脚で力強く跳ねますが、生まれたばかりの赤ちゃんにはそんな力はありません。それでも、袋へたどり着くために一生懸命体を動かします。最初の大冒険が「おなかの袋へ引っ越すこと」だなんて、すごいですよね。
袋の中は安心できる育児室
袋の中で赤ちゃんは乳首に吸いつき、お母さんのお乳を飲みながら少しずつ成長します。袋は、まだ体の小さな赤ちゃんを守り、育てる大切な場所。外から見るとただのポケットのようですが、親子にとっては欠かせない空間なのです。
成長すると、赤ちゃんは袋から顔を出して周りを見たり、少しずつ外へ出る練習をしたりします。そして外で過ごす時間が増えていきます。袋からのぞく顔を見ると「どんな景色が見えているのかな?」と想像したくなりますね。
お母さんも毎日お世話をしている
赤ちゃんが袋の中で過ごしている間、お母さんは移動し、食べ物を探し、袋の中をきれいに保つこともあります。袋があるから何もしなくていい、というわけではないんです。
袋を出たあとのカンガルーにも見どころがあります。大きな後ろ脚で跳ねるときには、長くて力強いしっぽがバランスを助けます。ゆっくり地面を移動するときには、しっぽで体を支えることも。おなかの袋にばかり目が向きますが、しっぽも暮らしに欠かせない道具なんです。
カンガルーに出会ったら、跳ぶ姿だけでなく、お母さんと赤ちゃんの距離にも注目してみましょう。小さな命を育てる方法は動物によってさまざま。知るほど、いきものの世界は面白くなります。
💡 今回のいきもの豆知識
カンガルーの袋は、だれにでもある?
赤ちゃんを育てるための袋は、基本的にメスが持っています。オスのカンガルーには育児袋がありません。


